「きれ痔(裂肛)」の症状と原因

「きれ痔」は、その名称からも想像がしやすいように
実際に「鮮血」を伴うことの多い、痔の中の症状と言えます。

肛門周辺(主に出口付近)に、「裂傷(切り傷)」が発生してしまう症状であり
硬い便が通る際に傷つけてしまったり、また「硬いトイレットペーパー」で
便を拭く際に、力を入れすぎることでも発生してしまう症状です。

また、きれ痔が発生しやすい部分というのは
「歯状線」よりも上部にある内臓組織とは異なっており、
「肛門上皮」と呼ばれる、”外の空気にさらされている部分”です。

この場所には「痛覚」が通っているため、「痛み」を伴うことが特徴的と言えます。

「負の連鎖」を起こしやすい症状

より外部的・物理的なものが要因となる傾向が見られ
やはり「便秘によって水分を失った硬い便」はもちろんのこと、
「溜まっていた巨大な便」が一気に排出されることによって
”裂けてしまった”ということによるものも、珍しくはありません。

そしてこの症状の恐ろしい点というのは、その痛みを恐れるあまりに
排便が余計におろそかになってしまい、結果的に便秘が悪化してしまう等
その要因自体が、新たな要因を招くきっかけとなってしまう点です。

「負の連鎖」が起きやすいのです。

自分では排便したい気持ちがあったとしても、体が反応しなくなってしまうことは
便秘が起きるメカニズムとして、珍しくはないものです。

その理由が<痛み>であれば、尚更躊躇してしまうはずです。

加えて、きれ痔による痛みは「肛門括約筋」の痙攣につながり
更に、負の連鎖を起こすきっかけとなっていきます。

2つの問題を同時に解決したいく必要がある

上記した理由から、きれ痔の改善に関しては

  • 便秘の解消
  • 物理的な傷自体の改善

これらを、同時に進める必要があります。

そのためのアプローチは、それぞれ異なるものになりますが
まずは、何と言っても「リスク」を最小限に抑えることが必要です。

現代では、「ウォッシュレット」といったものも一般的になってきており
日常的な工夫・気遣いがしやすい状況であると言えます。

ウォッシュレットを使用しないことによって、裂肛が発生している場合等は
非常にもったいないことであり、速やかに使うことを意識し始める必要です。

”基本的に不潔である”と言える、肛門付近に傷ができるということは
「化膿」や「炎症」を起こしやすい、ということでもあります。

またそれらの積み重ねは、「黒ずみ」といった
他のトラブルを招く要因となるものでもあります。

いずれにしても、早期に”徹底的に”改善しておく必要がある症状と言えます。